この頁は、平成16年9月24日に新たに開設しました。
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このページでは、平成15年度問題8への解答・解説・問題の評価を行う。
統計学では、要因の効果を見る時、通常被験者は他の要因の効果の混入を避け るために一般に複数の水準(条件)に無作為割付するので、ここでも A は、「無 作為的」が正しい。そのようなデザインは、一般に 完全無作為化デザイン と呼ばれる。
その上で、実験群の患者に対して操作・介入を行なうので、B は「操作・介入」 が正しい。最後の C は、そのような実験に対する名称であり、デザインは特殊な 完全無作為化デザインではあるが、「完全無作為化比較統制試験」である。