平成26年度問題7への解答・解説
この頁は、平成28年9月15日に新たに開設しました。
この頁は、令和2年5月5日に一部更新しました。
このページでは、平成26年度問題7への解答・解説・問題の評価を行う。
1) 正解 e
2) 解説
- a は間違い。Benton, A. L. が開発したのは視覚記名検査。失語症の記憶の評価に有効。
- b は間違い。Goodenough, F. L. が開発したのは「風景画」ではなく、「人物画}。
- c は間違い。Binet, A. らが開発したのは WISC やWAIS ではなく、精神年齢を測る知能検査。
- d は間違い。クレペリン精神作業検査は、加算作業による作業曲線を評価するもの。
- e は正しい。
3) 問題7の評価
問題7は、主として神経心理学領域で用いられる心理検査に関する設問である。臨床心理士協会も
近年の神経心理学領域の多くの脳科学的知見が、臨床心理士にも必要であると認識したことを示す
ものとみられ、興味深い。
引用文献