このページは、平成11年6月8日に開設した。
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data ステップは、一般に data ステートメントで始まり、cards 又は run 文で終了 する。 data 文の書式は次の通り:
data [sas/ds名[(データセットオプション)]] |
ここで sas データセット (sas/ds) は、sas ファイルの1つで通常ユーザが、sas ファ イルの名前についての規則に従って付ける。
ところで、sas ファイルは、通常の外部ファイルと異なり sas プログラムの中でしか 使えない。又、sas システムがそれを識別できるように、保存時に sas/ds では .ssd、 sas カタログでは .sct なる拡張子がそれぞれ自動的に付けられる。
一般に sas ファイルの名前は、次のようにピリオドで区切られる2種類の文字列で 構成する。
ライブラリ参照名・特定のsasファイル名 (第1レベル名) (第2レベル名) |
共に、次に述べる sas 名の規則に従う最大8文字の名前を付ける。ここでライブ ラリ参照名は os のディレクトリに対応する。ライブラリ参照名とディレクトリとの 対応付けは、data 文に先立つ後述の libname 文で行う。
sas名の規則は次の通り:
sas システムには、最初と最後にアンダースコアのついた _type_, _freq_ などの 特殊変数があるので、前後にアンダースコアのついた名前を付けないようにすると よい。
data ステップは、次の目的のために使われる。
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