このページは、平成11年6月24日に開設した。
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input 文では、入力データのそれぞれにいかなる名前(変数名)を付け、それぞれ がデータ行の中にどのように位置付けられているのかを指定した。 市販のパッケージプログラムの多くは、sas に限らず、さらに変数名のより詳し い説明のための変数ラベル、各変数が定性変数(範躊データもしくはカテゴリー データ)であれば、そのコード値と各コードのより詳しい説明のためのコード (カテゴリー)ラベルの定義をするためのコマンドを用意している。sas では、前 者の変数ラベルは label 文(もしくは attrib 文)で、後者のコード値とカテゴリー ラベルは、format プロシジャで別々に定義しなければならない。 もちろん、カテゴリー変数(定性変数)がない場合には、label 文だけで済むこと は言うまでもない。
まず label 文の一般形は次の通り:
label 変数名='変数ラベル'; |
ここで変数ラベルは40文字以内で、ブランクも1文字として数える。文字列中に 引用符を使う時は、引用符を2つ続ける。この時の2重引用符は、1文字として数えら れる。前節の例1のプログラム中12-16行が label 文の例を示す。変数の中に定性変 数がある場合のコード値とカテゴリーラベルの定義のための formatプロシジャ については、次節の proc ステップの概要のところで述べる。
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