平成12年度問題24への解答・解説
この頁は、平成14年10月1日に新たに開設しました。
この頁は、令和2年5月4日に一部更新しました。
このページでは、平成12年度問題24への解答・解説・問題の評価を行う。
1) 正解 c
2) 解説
この種の問題では一般的に言って、受験者が間違いが確信できる問題から
消していくとよかろう。
- a. は、その通りであり、適切である。
- b. は、重回帰分析
では基準(従属)変数の値を、予測(説明)変数の重み付け合計点として
予測するので、適切である。
- c. は、パス解析などでは因果関係を推察するための重回帰分析を用いる
ことはあるが、一般的には因果関係までは言及しないので、適切でない。
- d. は、重回帰分析における重相関係数の二乗は、決定係数とも呼ばれ、
基準変数の分散の説明率を表すので、適切である。
- e. は、重回帰分析における標準偏回帰係数は、予測変数の予測に際す
る重みを知るために、適切である。
3) 問題24の評価
問題24は、重回帰分析の入門レベルの問題としては、適切と考えられよう。