平成15年度問題32への解答・解説
この頁は、平成16年9月25日に新たに開設しました。
この頁は、令和2年5月4日に一部更新しました。
このページでは、平成15年度問題32への解答・解説・問題の評価を行う。
1) 正解 e
2) 解説
- 因子的妥当性は、一般に構成概念妥当性
の検討に際して当該構成概念に関して
妥当性の高い検査や基準となる測定が既に存在するときに、それらを含めた変数間
の相関行列より因子分析を行い、当該構成概念を表す因子上での特定変数の因子付
加量を計算する必要がある。投映法検査では、そのような測定は難しいので、A. は
間違い。
- B. は、信頼性と妥当性とは無関係な検査に対する指標であるので、間違い。
- C. は、信頼性の定義から、正しい。
- D. は、検査の信頼性は、下位項目数が増えれば一般に高くなるので、正しい。
上記より、正解は e. である。